えびみそ原料の調達を検討するうえで、カナダ産ロブスター(アメリカンロブスター/Homarus americanus)の漁獲シーズンを正確に把握しておくことは不可欠です。カナダのロブスター漁は通年で行われているわけではなく、州・海域ごとにDFO(カナダ漁業海洋省)が定めるLFA(Lobster Fishing Area)単位で漁期が厳格に管理されています。この記事では、主要産地の漁獲時期と、それに連動する原料供給の年間スケジュールを整理します。
カナダ産ロブスターの漁獲管理体制
DFOによるLFA(漁区)ごとの漁期設定
カナダのロブスター漁は、DFO(Department of Fisheries and Oceans Canada)が大西洋沿岸を複数のLFA(Lobster Fishing Area)に区分し、各漁区ごとに漁期・トラップ(かご)の数量・最小甲長(CL:Carapace Length)を定めています。この管理体制により、資源の持続的利用と安定的な漁獲量が維持されています。
漁期が地域ごとに異なる理由
ロブスターの脱皮・産卵サイクルは海水温に依存するため、緯度や海流の影響を受ける各海域で最適な漁獲時期が異なります。DFOは繁殖期の保護と資源量の持続性を考慮して、海域ごとに漁期をずらして設定しています。この仕組みにより、カナダ全体としては年間を通じていずれかの海域で漁獲が行われる構造になっています。
主要産地別の漁獲シーズン
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漁獲シーズンと原料供給の連動
加工原料が届くまでのリードタイム
▶ 調達計画は漁期から逆算する
水揚げされたロブスターが加工工場で処理され、えびみそ等の原料製品として輸出可能な状態になるまでには、加工・検品・冷凍・輸出手続きを経るため、一定のリードタイムがあります。漁期と日本への到着時期の関係は、産地や加工の状況によって変わるため、具体的な時期は案件ごとに確認が必要です。
漁期の組み合わせで考える
年間を通じて原料を手当てするには、冬季漁と春季漁の両方をカバーする調達体制が求められます。単一漁期の原料に依存すると、天候不順や漁獲制限の影響を受けた際にリスクが集中します。
調達担当者が押さえるべきポイント
漁獲量変動リスクへの備え
カナダのロブスター漁獲量はDFOの資源管理によって長期的には安定していますが、単年度では海水温の変動や気象条件により増減が生じます。特に近年は気候変動の影響でメイン湾周辺の海水温上昇が観測されており、ロブスターの分布域や漁獲パターンに変化が見られるとの報告がDFOから出されています。
シーズン前の数量確認が調達の鍵
漁期が始まってから発注するのではなく、シーズン前に必要数量の見通しを仕入先と確認しておくことが調達の基本です。
カナダ産ロブスターみその調達のご相談はエスケイ・インターナショナル株式会社へ
エスケイ・インターナショナル株式会社は、1988年の設立以来、甲殻類の加工原料を輸入し、食品加工メーカーや商社・卸のお客様へ卸販売しています。取り扱いはカナダ産ロブスターみそ、カナダ産ロブスター白身、アイルランド産ブラウンクラブ Brown Meat、アイルランド産ブラウンクラブ White Meat で、いずれも業務用の加工原料です。カナダ産ロブスターみそは生冷凍のため生食用ではありません。必ず十分に加熱してご使用ください。
数量・荷姿・価格・納期は、用途や想定使用量を伺ったうえで案件ごとにご相談させていただきます。評価用サンプルは在庫状況・案件内容に応じてご相談ください。規格書等の資料が必要な場合も案件ごとに対応いたします。原料の特性は業務用のかにみそ・えびみそ原料をお探しの方へを、ご相談はお問い合わせよりご連絡ください。
