水産加工品の高付加価値化と甲殻類原料の需要動向

エスケイ・インターナショナル株式会社

 

水産加工品市場の高付加価値化が加速している

水産加工品の国内市場は、富士経済の調査によると2024年に9,611億円(前年比1.1%増)に達し、2026年には9,742億円と1兆円に迫る水準まで拡大すると予測されています。市場拡大を牽引しているのは、消費者の健康志向を背景とした高タンパク・機能性訴求型の商品開発です。

水産庁の白書でも、消費者の食の簡便化・外部化志向の高まりにより「水産物消費における加工の重要性は更に高まっており、多様化する消費者ニーズを捉えた商品開発が求められている」と指摘されています。水産加工品は単なる「保存食」から「付加価値食品」へとその役割を大きく変えつつあります。

高付加価値化を推進する3つのトレンド

▶ ①簡便化ニーズへの対応
共働き世帯の増加や単身世帯の拡大に伴い、「調理の手間を減らしたい」というニーズは年々強まっています。冷凍食品やレトルト食品の分野では、本格的な風味を備えた即食型の水産加工品への需要が拡大しています。えびビスクスープやかに風味のクリームソースなど、甲殻類由来の風味を活かした商品は、簡便性と本格感を両立できるカテゴリーとして注目されています。
▶ ②健康・機能性訴求の強化
水産物は高タンパク・低脂肪であることに加え、オメガ3脂肪酸をはじめとする栄養面での優位性が広く認知されるようになっています。練り製品メーカーを中心に、高タンパクを訴求した商品ラインナップの拡充が進んでおり、これが水産加工品市場全体の成長を後押ししています。
▶ ③原料の差別化による商品力の向上
国内漁獲量の減少と輸入原料価格の上昇が同時進行する中、加工メーカーにとって「同じ原料で他社と差別化する」ことはますます困難になっています。こうした環境下で重要性を増しているのが、天然の旨味成分を豊富に含む甲殻類原料の活用です。えびみそやかにみそは、少量の配合でも風味に奥行きを与えることができるため、原料コストの上昇局面においても費用対効果の高い差別化手段となり得ます。

 

甲殻類原料の需要動向と調達環境

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  • 国内漁獲量の減少が輸入原料の重要性を高めている

    水産庁の白書が指摘する通り、近年の国内漁獲量の減少と海外での水産物需要の拡大により、輸入による加工原料の確保は以前より難易度が上がっています。甲殻類原料も例外ではなく、安定した品質と供給量を確保できるサプライヤーの選定が、加工メーカーの商品開発力を左右する重要な要素になっています。

  • BtoB用途で広がる甲殻類原料の活用シーン

    甲殻類原料のBtoB需要は、従来の水産練り製品や缶詰だけでなく、冷凍食品・レトルトソース・スナック菓子・調味料など幅広いカテゴリーに拡大しています。特にえびみそやかにみそは、ソースベース・ペースト原料・風味付け素材として、多様な加工食品に組み込みやすい汎用性の高い原料です。
    ▶ 関連ページ:えびみそ・かにみそについて

 

甲殻類原料の調達はエスケイ・インターナショナル株式会社へ

エスケイ・インターナショナル株式会社は、37年にわたりカナダ産ロブスターえびみそ、アイルランド産ブラウンクラブかにみそ等の海産物加工原料を輸入・卸販売してきました。水産加工品の高付加価値化が求められる今、安定供給と品質管理の実績に基づいた原料提案が可能です。商品開発のための原料選定やサンプル提供もお気軽にご相談ください。

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